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休憩みたいなもんじゃないですか

きっと今年も他力本願

姉から人間関係についてよく相談される。今回は何かにつけて世話を焼きたがる女の先輩の話だった。

仕草のひとつひとつを取り上げては、何か困っているのかと聞きに来て、解決すると自分の責務を果たしたとでも言いたげな様子で去っていくらしい。あまりにも長く続くので、いい加減子供のような扱いを受けていることに我慢ならなくなってきたというのだ。

どうしてそれほど気になるのかわからなかった。世話焼きや説明したがりはどこにでも一定数いるし、何かあったときに助けてくれる人がいるのは良いことだ。誰かに依存してようやくバランスを保つ人なのだから、形だけでもはいはいと言っておけばいいのだ。

というようなことを言ったら、自分が食いものにされているようで気が済まないという。自分の態度にも弱さがあったので、女の先輩とは距離感を改めるということで話は終わった。

この話で明らかになったのは、困ったときはお互い様だよね、という私の他力本願お気楽合理主義である。姉は机と向き合って勉強する努力を惜しまない人で、だからこそ、他人を利用するやり口が嫌いなのかもしれない。私は適材適所の言葉に倣ってすぐさま他人を頼る。腹立たしく思わず、毎回力を貸してくれる周りの人間には感謝しかない。今年もよろしくお願いします。

いざ目の前に子ども扱いしてくる女が現れたらどうなるのだろうか、と考えてみた。かなりウザい奴である自信があるので、愛想尽かされるのがオチだと思う。