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休憩みたいなもんじゃないですか

苦笑いはグローバルだねえ

 そろそろあったかい飲み物が欲しくなってきた。茶筅を入手したので、抹茶を飲んでいる。適当にガシャガシャやってるけど、小さい頃のほうが上手に点てられてた気がする。容器のせいもあるかも。

 先日、バイト先に外国人のお客さんが来た。外国の人はよく来るけど、皆ある程度には日本語が通じる人たち。その日は、偶然クレジットカード払いでちょっと手順が増えたのもあって、言語の壁に頭から突っ込んだ。まだクレジット操作を覚えていない新人さんに呼ばれて、ああ…先輩に…なったのか…と酔いながら「お支払い回数はどうなさいますか?」と聞いたら沈黙。簡単な言葉やテレパシーによる意思疎通を図るも応答はなく、レジを挟んだ三人でただ立ち尽くしていた。次の瞬間、外国人、文明の利器・スマートホォンを取り出す!Googleのリアルタイム翻訳には、寮生だった頃から度々お世話になっている。言語を学ぶ必要がなくなる時代はもう目の前に違いない。ところが、外国人の差し出すスマホに向かって喋っても、反応がない。広い店内に響く環境音の中に、自分の声が散っていくのがよくわかる。三人で肩をすくめて「オーウ…」みたいな雰囲気になっているところを、上司が助けてくれたのでなんとかなった。去り際にもう一度、肩をすくめて笑う姿が、海外でもこういう場面で苦笑いするんだなあと印象的だった。日本特有の雰囲気だと勝手に思ってたけど、そんなことなかったねっていうお話。

 帰ってから調べたら、どうやら海外ではクレジットカードの支払方法を選ばないらしい。そりゃ伝わらないよ。接客って難しい。