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休憩みたいなもんじゃないですか

蚊に刺されたねえ

 毎年気温の下がるこの時期、目が覚めて無意識のうちに虫刺されを引っ掻いていることに気が付き、蚊が住みついていることを知る。でも大抵見えないし見つからないままいなくなる。だから放っておいたら、早くも3箇所刺された。顔はやめてほしい。

 最近鼻水とくしゃみと耳と目の痒みが酷くて、部屋の大掃除をした。検査でアレルギー持ちなのはわかっていたけれど、正直どれが原因かわからないくらい色々あって内容は記憶していない。食べ物系がなかったことだけが救いだった。とりあえず床の目につく埃を全部取り除いてみたら大分変わったので、埃は敵。部屋が汚いと信号を出してくれるのはありがたいけど、耳の奥がめちゃくちゃ痒くなるのが何よりもつらい。そういう時、口蓋垂を喉の根本で引っ張る(という表現しか思いつかない)と楽になるけど、一度それで翌日の朝びろんびろんに伸びた口蓋垂を見て流石にやばいと思って今は素直に部屋を掃除している。実際何がやばかったかというと、鼻が詰まったまま寝たときに口蓋垂が邪魔すぎて呼吸ができなかったこと。その日の夜は、どっちかの鼻の穴が通るまで鼻をかんでは寝て起きてをループしていた。

 そういえば、禁書三期の放送が始まった。以前は原作を追っていたけど、途中で離れてしまっている。高校生になったあたりから、作者の執筆の勢いについていく自信がなくなった。どこまで読んだかも覚えていないので、それ以降読み進めていない。とりあえず今は、好きなキャラが動いているのを見て楽しもう。本といえば、最近SF小説にハマりつつある。一番最初のSF小説は、熱を出して小学校を休んで読んだジュールヴェルヌの”海底二万里”だったと思う。小さい頃は、絵本やアニメで身の回りにファンタジーが溢れていたから、どんな世界も夢の中にいるような感覚で楽しんでいた。ただ、そこに描写されていないものは見えない。今になってSF小説に触れてみると、情景が異様に現実味を帯び、臨場感をもって想像される。これが面白い。久しぶりにSF小説に触れるきっかけとなったのは、高校生の頃、恩師から貸りた椎名誠の”アド・バード”だった。「図書館便りに先生のおすすめ載ってましたね。いつか読みます。」と言ったら、絶賛定期試験中に"息抜き"と称して手渡された*1。読みふけった。1ページ目から椎名誠ワールド全開で、ついていくのが大変だったのを覚えている。一気に読み進めて裏表紙を閉じたとき、こういうファンタジー好きだなあと実感した。それ以来、気になるタイトルを見つけては借りたり買ったりしている。最近、”アンドロイドは電気羊の夢を見るか?”でフィリップ・K・ディックにハマり、近所の書店に寄っては1冊見繕って買っていく。その日の帰路は長いし、景色がいつもと違うように見える。

 アゴかゆいので、これで。

*1:入試を控えていたので、もはや定期試験が息抜きだった